ネバテの子ヤラベアム王の第十八年にアビヤム、ユダの王となり
Now in the eighteenth year of king Jeroboam the son of Nebat reigned Abijam over Judah.
(Whole verse)
〔列王紀略上14章31節〕31 レハベアム
其父󠄃祖と
偕に
寢りて
其父󠄃祖と
共にダビデの
城に
葬らる
其母のナアマといひてアンモニ
人なり
其子アビヤム
之に
代りて
王と
爲り
〔歴代志略下13章2節〕2 ヱルサレムにて三
年の
間世を
治めたり
其母はギベアのウリエルの
女にして
名をミカヤといふ
茲にアビヤとヤラベアムの
間に
戰爭あり~
(22) アビヤのその
餘の
作爲とその
行爲とその
言は
預言者イドの
註釋に
記さる 〔歴代志略下13章22節〕
エルサレムにて三年世を治めたり其母の名はマアカといひてアブサロムの女なり
Three years reigned he in Jerusalem. And his mother's name was Maachah, the daughter of Abishalom.
Abishalom
〔歴代志略下11章21節〕21 レハベアムはアブサロムの
女マアカをその
一切の
妻と
妾とにまさりて
愛せり
彼は
妻十八
人妾六十
人を
取り
男子二十八
人女子六十
人を
擧く
Maachah
〔歴代志略下13章2節〕2 ヱルサレムにて三
年の
間世を
治めたり
其母はギベアのウリエルの
女にして
名をミカヤといふ
茲にアビヤとヤラベアムの
間に
戰爭あり
Michaiah the daughter of Uriel
〔歴代志略下11章21節〕21 レハベアムはアブサロムの
女マアカをその
一切の
妻と
妾とにまさりて
愛せり
彼は
妻十八
人妾六十
人を
取り
男子二十八
人女子六十
人を
擧く
his mother's
〔列王紀略上15章13節〕13 彼は
亦其母マアカのアシラの
像を
造󠄃りしがために
之を
貶して
太后たらしめざりき
而してアサ
其像を
毀ちてキデロンの
谷に
焚棄たり
〔歴代志略下11章20節〕20 また
之が
後にアブサロムの
女マアカを
娶れり
彼アビヤ、アツタイ、ジザおよびシロミテを
產む~
(22) レハベアム、マアカの
子アビヤを
王となさんと
思ふが
故に
之を
立て
首となしその
兄弟の
長となせり 〔歴代志略下11章22節〕
彼は其父󠄃が己のさきに爲たる諸の罪を行ひ其心其父󠄃ダビデの心の如く其神ヱホバに完全󠄃からざりき
And he walked in all the sins of his father, which he had done before him: and his heart was not perfect with the LORD his God, as the heart of David his father.
all the sins
〔列王紀略上14章21節〕21 ソロモンの
子レハベアムはユダに
王たりきレハベアムは
王と
成る
時四十一
歳なりしがヱホバの
其名を
置んとてイスラエルの
諸の
支派の
中より
選󠄄みたまひし
邑なるエルサレムにて十七
年王たりき
其母の
名はナアマといひてアンモニ
人なり
〔列王紀略上14章22節〕22 ユダ
其父󠄃祖の
爲たる
諸の
事に
超てヱホバの
目の
前󠄃に
惡を
爲し
其犯したる
罪に
由てヱホバの
震怒を
激せり
and his heart
〔列王紀略上3章14節〕14 又󠄂汝若汝の
父󠄃ダビデの
步し
如く
吾道󠄃に
步みてわが
法憲と
命令を
守らば
我汝の
日を
長うせんと
〔列王紀略上11章4節〕4 ソロモンの
年老たる
時妃等其心を
轉移して
他の
神に
從はしめければ
彼の
心其父󠄃ダビデの
心の
如く
其神ヱホバに
全󠄃からざりき
〔列王紀略上11章33節〕33 其は
彼等我を
棄てシドン
人の
神アシタロテとモアブの
神ケモシとアンモンの
子孫の
神モロクを
拜み
其父󠄃ダビデの
如くわが
道󠄃に
步てわが
目に
適󠄄ふ
事わが
法とわが
律例を
行はざればなり
〔列王紀略下20章3節〕3 嗚呼ヱホバよ
願くは
我が
眞實と
一心をもて
汝の
前󠄃にあゆみ
汝の
目に
適󠄄ふことを
行ひしを
記憶たまへと
言て
痛く
泣り
〔歴代志略下25章2節〕2 アマジヤはヱホバの
善と
視たまふ
事を
行なひしかども
心を
全󠄃うしてこれを
爲ざりき
〔歴代志略下31章20節〕20 ヒゼキヤ、ユダ
全󠄃國に
斯のごとく
爲し
善事正き
事忠實なる
事をその
神ヱホバの
前󠄃に
行へり
〔歴代志略下31章21節〕21 凡てその
神の
室の
職務につき
律法につき
誡命につきて
行ひ
始めてその
神を
求めし
工は
悉く
心をつくして
行ひてこれを
成就たり
〔詩篇119章80節〕80 わがこころを
全󠄃くして
汝のおきてを
守らしめたまへ さらばわれ
恥をかうぶらじ
然に其神ヱホバ、ダビデの爲にエルサレムに於て彼に一の燈明を與へ其子を其後に興しエルサレムを固く立しめ賜へり
Nevertheless for David's sake did the LORD his God give him a lamp in Jerusalem, to set up his son after him, and to establish Jerusalem:
and to establish
〔詩篇87章5節〕5 シオンにつきては
如此いはん
此もの
彼ものその
中にうまれたり
至上者みづからシオンを
立たまはんと
〔イザヤ書9章7節〕7 その
政事と
平󠄃和とはましくははりて
窮りなし
且ダビデの
位にすわりてその
國ををさめ
今よりのちとこしへに
公平󠄃と
正義とをもてこれを
立これを
保ちたまはん
萬軍のヱホバの
熱心これを
成たまふべし
〔イザヤ書14章32節〕32 その
國の
使者たちに
何とこたふべきや
答へていはん ヱホバ、シオンの
基をおきたまへり その
民のなかの
苦しむものは
避󠄃所󠄃をこの
中にえん
〔イザヤ書62章7節〕7 ヱホバ、ヱルサレムをたてて
全󠄃地に
譽をえしめ
給ふまでは
息め
奉るなかれ
〔エレミヤ記33章2節〕2 事をおこなふヱホバ
事をなして
之を
成就るヱホバ
其名をヱホバと
名る
者かく
言ふ
〔ミカ書4章1節〕1 末の
日にいたりてヱホバの
家の
山諸の
山の
巓に
立ち
諸の
嶺にこえて
高く
聳へ
萬民河のごとく
之に
流れ
歸せん
〔ミカ書4章2節〕2 即ち
衆多の
民來りて
言ん
去來我儕ヱホバの
山に
登ヤコブの
神の
家にゆかん ヱホバその
道󠄃を
我らに
敎へて
我らにその
路を
步ましめたまはん
律法はシオンより
出でヱホバの
言はエルサレムより
出べければなり
〔マタイ傳16章18節〕18 我はまた
汝に
吿ぐ、
汝は《[*]》ペテロなり、
我この
磐の
上に
我が
敎會を
建てん、
黄泉の
門はこれに
勝󠄃たざるべし。[*ペテロとは「磐」の義なり。]
for David's
〔創世記12章2節〕2 我汝を
大なる
國民と
成し
汝を
祝み
汝の
名を
大ならしめん
汝は
祉福の
基となるべし
〔創世記19章29節〕29 神低地の
邑を
滅したまふ
時即ちロトの
住󠄃る
邑を
滅したまふ
時に
當り
神アブラハムを
眷念て
斯其滅亡の
中よりロトを
出したまへり
〔創世記26章5節〕5 是はアブラハムわが
言に
順ひわが
職守とわが
誡命とわが
憲法とわが
律法を
守りしに
因てなり
〔申命記4章37節〕37 ヱホバ
汝の
先祖等を
愛したまひしが
故にその
後の
子孫を
選󠄄び
大なる
能力をもて
親ら
汝をエジプトより
導󠄃き
出したまひ
〔サムエル後書7章12節〕12 汝の
日の
滿て
汝が
汝の
父󠄃祖等と
共に
寢らん
時に
我汝の
身より
出る
汝の
種子を
汝の
後にたてて
其國を
堅うせん~
(16) 汝の
家と
汝の
國は
汝のまへに
永く
保つべし
汝の
位は
永く
堅うせらるべし 〔サムエル後書7章16節〕
〔列王紀略上11章12節〕12 然ど
爾の
父󠄃ダビデの
爲に
爾の
世には
之を
爲ざるべし
我爾の
子の
手より
之を
裂きはなさん
〔列王紀略上11章32節〕32 (
但し
彼はわが
僕ダビデの
故に
因り
又󠄂わがイスラエルの
凡の
支派の
中より
選󠄄みたる
城エルサレムの
故に
因りて
一の
支派を
有つべし)
〔イザヤ書37章35節〕35 我おのれの
故によりて
僕ダビデの
故によりて この
城をまもり この
城をすくはん これヱホバ
宣給るなり
〔エレミヤ記33章20節〕20 ヱホバかくいふ
汝らもし
我晝につきての
契󠄅約と
我夜につきての
契󠄅約を
破りてその
時々に
晝も
夜もなからしむることをえば~
(26) われヤコブと
我僕ダビデとの
裔をすてて
再びかれの
裔の
中よりアブラハム、イサク、ヤコブの
裔を
治むる
者を
取ざるべし
我その
俘囚し
者を
返󠄄らしめこれを
恤れむべし 〔エレミヤ記33章26節〕
〔ロマ書11章28節〕28 福音󠄃につきて
云へば、
汝等のために
彼らは
敵とせられ、
選󠄄につきて
云へば、
先祖たちの
爲に
彼らは
愛せらるるなり。
give him
〔列王紀略上11章36節〕36 其子には
我一の
支派を
與へてわが
僕ダビデをしてわが
己の
名を
置んとてわがために
擇みたる
城エルサレムにてわが
前󠄃に
常に
一の
光明を
有しめん
〔歴代志略下21章7節〕7 ヱホバ
曩にダビデに
契󠄅約をなし
且彼とその
子孫とに
永遠󠄄に
光明を
與へんと
言たまひし
故によりてダビデの
家を
滅ぼすことを
欲み
給はざりき
〔詩篇132章17節〕17 われダビデのためにかしこに
一つの
角をはえしめん わが
受膏者のために
燈火をそなへたり
〔ルカ傳1章69節〕69 我等のために
救の
角を、 その
僕ダビデの
家に
立て
給へり。~
(79) 暗󠄃黑と
死の
蔭とに
坐する
者をてらし、
我らの
足を
平󠄃和の
路に
導󠄃かん』 〔ルカ傳1章79節〕
〔ルカ傳2章32節〕32 異邦人を
照す
光、
御民イスラエルの
榮光なり』
〔ヨハネ傳8章12節〕12 斯てイエスまた
人々に
語りて
言ひ
給ふ『われは
世の
光なり、
我に
從ふ
者は
暗󠄃き
中を
步まず、
生命の
光を
得べし』
〔ヨハネ黙示録22章16節〕16 われイエスは
我が
使を
遣󠄃して
諸敎會のために
此等のことを
汝らに
證せり。
我はダビデの
萠蘗また
其の
裔なり、
輝ける
曙の
明星なり』
lamp
〔詩篇18章28節〕28 なんぢわが
燈火をともし
給ふべければなり わが
神ヱホバわが
暗󠄃をてらしたまはん
其はダビデはヘテ人ウリヤの事の外は一生の間ヱホバの目に適󠄄ふ事を爲て其己に命じたまへる諸の事に背かざりければなり
Because David did that which was right in the eyes of the LORD, and turned not aside from any thing that he commanded him all the days of his life, save only in the matter of Uriah the Hittite.
David
〔列王紀略上14章8節〕8 國をダビデの
家より
裂き
離して
之を
汝に
與へたるに
汝は
我僕ダビデの
我が
命令を
守りて
一心に
我に
從ひ
唯わが
目に
適󠄄ふ
事のみを
爲しが
如くならずして
〔列王紀略上15章3節〕3 彼は
其父󠄃が
己のさきに
爲たる
諸の
罪を
行ひ
其心其父󠄃ダビデの
心の
如く
其神ヱホバに
完全󠄃からざりき
〔列王紀略下22章2節〕2 ヨシアはヱホバの
目に
適󠄄ふ
事をなしその
父󠄃ダビデの
道󠄃にあゆみて
右にも
左にも
轉らざりき
〔歴代志略下34章2節〕2 彼はヱホバの
善と
觀たまふ
事を
爲しその
父󠄃ダビデの
道󠄃にあゆみて
右にも
左にも
曲らざりき
〔詩篇119章6節〕6 われ
汝のもろもろの
誡命にこころをとむるときは
恥ることあらじ
〔ルカ傳1章6節〕6 二人ながら
神の
前󠄃に
正しくして、
主の
誡命と
定規とを、みな
缺なく
行へり。
〔使徒行傳13章22節〕22 之を
退󠄃けて
後、ダビデを
擧げて
王となし、
且これを
證して「
我エッサイの
子ダビデといふ
我が
心に
適󠄄ふ
者を
見出せり、
彼わが
意󠄃をことごとく
行はん」と
宣給へり。
〔使徒行傳13章36節〕36 それダビデは、その
代にて
神の
御旨を
行ひ、
終󠄃に
眠りて
先祖たちと
共に
置かれ、かつ
朽腐に
歸したり。
save only
〔サムエル後書11章4節〕4 ダビデ
乃ち
使者を
遣󠄃はして
其婦󠄃を
取る
婦󠄃彼に
來りて
彼婦󠄃と
寢たりしかして
婦󠄃其不潔󠄄を
淸めて
家に
歸りぬ
〔サムエル後書11章15節〕15 ダビデ
其書に
書ていはく
汝らウリヤを
烈しき
戰の
先鉾にいだしてかれの
後より
退󠄃きて
彼をして
戰死せしめよ~
(17) 城邑の
人出てヨアブと
戰ひしかばダビデの
僕の
中の
數人仆れヘテ
人ウリヤも
死り 〔サムエル後書11章17節〕
〔サムエル後書12章9節〕9 何ぞ
汝ヱホバの
言を
藐視じて
其目のまへに
惡をなせしや
汝刃󠄃劍をもてヘテ
人ウリヤを
殺し
其妻をとりて
汝の
妻となせり
即ちアンモンの
子孫の
劍をもて
彼を
斬殺せり
〔サムエル後書12章10節〕10 汝我を
輕んじてヘテ
人ウリヤの
妻をとり
汝の
妻となしたるに
因て
劍何時までも
汝の
家を
離るることなかるべし
〔詩篇51章1節〕1 ああ
神よねがはくはなんぢの
仁慈によりて
我をあはれみ なんぢの
憐憫のおほきによりてわがもろもろの
愆をけしたまへ
レハベアムとヤラベアムの間には其一生の間戰爭ありき
And there was war between Rehoboam and Jeroboam all the days of his life.
there was war
3‹30 b11c014v030 〔列王紀略上14章30節〕›
アビヤムの其餘の行爲と凡て其爲たる事はユダの王の歷代志の書に記載さるるにあらずやアビヤムとヤラベアムの間に戰爭ありき
Now the rest of the acts of Abijam, and all that he did, are they not written in the book of the chronicles of the kings of Judah? And there was war between Abijam and Jeroboam.
the rest
〔列王紀略上14章29節〕29 レハベアムの
其餘の
行爲と
其凡て
爲たる
事はユダの
王の
歷代志の
書に
記さるるに
非ずや
〔歴代志略下13章2節〕2 ヱルサレムにて三
年の
間世を
治めたり
其母はギベアのウリエルの
女にして
名をミカヤといふ
茲にアビヤとヤラベアムの
間に
戰爭あり
〔歴代志略下13章21節〕21 然どアビヤは
權勢を
得妻十四
人を
娶り
男子二十二
人女子十六
人を
擧けたり
〔歴代志略下13章22節〕22 アビヤのその
餘の
作爲とその
行爲とその
言は
預言者イドの
註釋に
記さる
there was war
〔歴代志略下13章3節〕3 アビヤは四十
萬の
軍勢をもて
戰鬪に
備ふ
是みな
倔强の
猛き
武夫なり
又󠄂ヤラベアムは
倔强の
人八十
萬をもて
之にむかひて
戰爭の
行伍を
立つ
是また
大勇士なり~
(20) ヤラベアムはアビヤの
世に
再び
權勢を
奮ふことを
得ずヱホバに
擊れて
死り 〔歴代志略下13章20節〕
アビヤム其先祖と俱に寢りしかば之をダビデの城に葬りぬ其子アサ之に代りて王と爲り
And Abijam slept with his fathers; and they buried him in the city of David: and Asa his son reigned in his stead.
A. M. 3049. B.C. 955. Abijam
〔列王紀略上14章31節〕31 レハベアム
其父󠄃祖と
偕に
寢りて
其父󠄃祖と
共にダビデの
城に
葬らる
其母のナアマといひてアンモニ
人なり
其子アビヤム
之に
代りて
王と
爲り
〔歴代志略下14章1節〕1 アビヤその
先祖等とともに
寢りてダビデの
邑に
葬られその
子アサこれに
代りて
王となれりアサの
代になりて
其國十
年の
間平󠄃穩なりき
Abijam
〔列王紀略上14章31節〕31 レハベアム
其父󠄃祖と
偕に
寢りて
其父󠄃祖と
共にダビデの
城に
葬らる
其母のナアマといひてアンモニ
人なり
其子アビヤム
之に
代りて
王と
爲り
〔歴代志略下14章1節〕1 アビヤその
先祖等とともに
寢りてダビデの
邑に
葬られその
子アサこれに
代りて
王となれりアサの
代になりて
其國十
年の
間平󠄃穩なりき
Asa
〔歴代志略上3章9節〕9 是みなダビデの
子なり
此外にまた
妾等の
生る
子等あり
彼らの
姉妹にタマルといふ
者あり
〔マタイ傳1章7節〕7 ソロモン、レハベアムを
生み、レハベアム、アビヤを
生み、アビヤ、アサを
生み、
イスラエルの王ヤラベアムの第二十年にアサ、ユダの王となり
And in the twentieth year of Jeroboam king of Israel reigned Asa over Judah.
エルサレムにて四十一年世を治めたり其母の名はマアカといひてアブサロムの女なり
And forty and one years reigned he in Jerusalem. And his mother's name was Maachah, the daughter of Abishalom.
mother's
〔列王紀略上15章2節〕2 エルサレムにて三
年世を
治めたり
其母の
名はマアカといひてアブサロムの
女なり
〔列王紀略上15章13節〕13 彼は
亦其母マアカのアシラの
像を
造󠄃りしがために
之を
貶して
太后たらしめざりき
而してアサ
其像を
毀ちてキデロンの
谷に
焚棄たり
〔歴代志略下11章20節〕20 また
之が
後にアブサロムの
女マアカを
娶れり
彼アビヤ、アツタイ、ジザおよびシロミテを
產む
〔歴代志略下11章21節〕21 レハベアムはアブサロムの
女マアカをその
一切の
妻と
妾とにまさりて
愛せり
彼は
妻十八
人妾六十
人を
取り
男子二十八
人女子六十
人を
擧く
〔歴代志略下13章2節〕2 ヱルサレムにて三
年の
間世を
治めたり
其母はギベアのウリエルの
女にして
名をミカヤといふ
茲にアビヤとヤラベアムの
間に
戰爭あり
アサは其父󠄃ダビデの如くヱホバの目に適󠄄ふ事を爲し
And Asa did that which was right in the eyes of the LORD, as did David his father.
Asa
〔列王紀略上15章3節〕3 彼は
其父󠄃が
己のさきに
爲たる
諸の
罪を
行ひ
其心其父󠄃ダビデの
心の
如く
其神ヱホバに
完全󠄃からざりき
〔歴代志略下14章11節〕11 時にアサその
神ヱホバにむかひて
呼はりて
言ふヱホバよ
力ある
者を
助くるも
力なき
者を
助くるも
汝においては
異ること
無し
我らの
神ヱホバよ
我らを
助けたまへ
我らは
汝に
倚賴み
汝の
名に
託りて
徃て
此群集に
敵るヱホバよ
汝は
我らの
神にましませり
人をして
汝に
勝󠄃せたまふ
勿れと
〔歴代志略下15章17節〕17 但し
崇邱は
尙イスラエルより
除かざりき
然どもアサの
心は
一生の
間全󠄃かりしなり
〔歴代志略下16章7節〕7 その
頃先見者ハナニ、ユダの
王アサの
許にいたりて
之に
言けるは
汝はスリアの
王に
倚賴みて
汝の
神ヱホバに
倚賴まざりしに
因てスリア
王の
軍勢は
汝の
手を
脱せり~
(10) 然るにアサその
先見者を
怒りて
之を
獄舍にいれたり
其は
烈しくこの
事のために
彼を
怒りたればなりアサまた
其頃民を
虐󠄃げたる
事ありき
〔歴代志略下16章10節〕
男色を行ふ者を國より逐󠄃ひ出し其父󠄃祖等の造󠄃りたる諸の偶像を除けり
And he took away the sodomites out of the land, and removed all the idols that his fathers had made.
all the idols
〔列王紀略上11章7節〕7 爰にソロモン、モアブの
憎むべき
者なるケモシの
爲又󠄂アンモンの
子孫の
憎むべき
者なるモロクのためにエルサレムの
前󠄃なる
山に
崇邱を
築けり
〔列王紀略上11章8節〕8 彼又󠄂其異邦の
凡の
妃の
爲にも
然せしかば
彼等は
香を
焚て
己々の
神を
祭れり
〔列王紀略上14章23節〕23 其は
彼等も
諸の
高山の
上と
諸の
靑木の
下に
崇邱と
碑とアシラ
像を
建たればなり
〔列王紀略上15章3節〕3 彼は
其父󠄃が
己のさきに
爲たる
諸の
罪を
行ひ
其心其父󠄃ダビデの
心の
如く
其神ヱホバに
完全󠄃からざりき
〔歴代志略下14章2節〕2 アサはその
神ヱホバの
目に
善と
視正義と
視たまふ
事を
行へり~
(5) ユダの
一切の
邑々より
崇邱と
日の
像とを
取除けり
而して
國は
彼の
前󠄃に
平󠄃穩なりき 〔歴代志略下14章5節〕
〔エゼキエル書20章18節〕18 我曠野にてかれらの
子等に
言り
汝らの
父󠄃の
法度にあゆむなかれ
汝らの
律法を
守るなかれ
汝らの
偶像をもて
汝らの
身を
汚すなかれ
〔ゼカリヤ書1章2節〕2 ヱホバいたく
汝らの
父󠄃等を
怒りたまへり~
(6) 然ながら
我僕なる
預言者等に
我が
命じたる
吾言とわが
法度とは
汝らの
父󠄃等に
追󠄃及たるに
非ずや
然ゆゑに
彼らかへりて
言り
萬軍のヱホバ
我らの
道󠄃に
循ひ
我らの
行に
循ひて
我らに
爲んと
思ひたまひし
事を
我らに
爲たまへりと
〔ゼカリヤ書1章6節〕
〔ペテロ前書1章18節〕18 なんぢらが
先祖等より
傳はりたる
虛しき
行狀より
贖はれしは、
銀や
金のごとき
朽つる
物に
由るにあらず、
the sodomites
〔列王紀略上14章24節〕24 其國には
亦男色を
行ふ
者ありき
彼等はヱホバがイスラエルの
子孫の
前󠄃より
逐󠄃攘ひたまひし
國民の
中にありし
諸の
憎むべき
事を
傚ひ
行へり
〔列王紀略上22章46節〕46 彼其父󠄃アサの
世に
尙ほありし
彼の
男色を
行ふ
者の
殘餘を
國の
中より
逐󠄃はらへり
〔ロマ書1章26節〕26 之によりて
神は
彼らを
恥づべき
慾に
付し
給へり。
即ち
女は
順性の
用を
易へて
逆󠄃性の
用となし、
〔ロマ書1章27節〕27 男もまた
同じく
女の
順性の
用を
棄てて
互に
情󠄃慾を
熾し、
男と
男と
恥づることを
行ひて、その
迷󠄃に
値すべき
報を
己が
身に
受けたり。
〔ユダ書1章7節〕7 ソドム、ゴモラ
及びその
周󠄃圍の
町々も
亦これと
同じく、
淫行に
耽り、
背倫の
肉慾に
走り、
永遠󠄄の
火の
刑罰をうけて
鑒とせられたり。
彼は亦其母マアカのアシラの像を造󠄃りしがために之を貶して太后たらしめざりき而してアサ其像を毀ちてキデロンの谷に焚棄たり
And also Maachah his mother, even her he removed from being queen, because she had made an idol in a grove; and Asa destroyed her idol, and burnt it by the brook Kidron.
Maachah
〔列王紀略上15章2節〕2 エルサレムにて三
年世を
治めたり
其母の
名はマアカといひてアブサロムの
女なり
〔列王紀略上15章10節〕10 エルサレムにて四十一
年世を
治めたり
其母の
名はマアカといひてアブサロムの
女なり
〔歴代志略下15章15節〕15 ユダみなその
誓を
喜べり
即ち
彼ら
一心をもて
誓を
立て
一念にヱホバを
求めたればヱホバこれに
遇󠄃ひ
四方において
之に
安息をたまへり
〔歴代志略下15章16節〕16 偖またアサ
王の
母マアカ、アシラ
像を
作りしこと
有ければアサこれを
貶して
太后たらしめずその
像を
斫たふして
粉々に
碎きキデロン
川にてこれを
焚り~
(19) アサの
治世の三十五
年までは
再び
戰爭あらざりき 〔歴代志略下15章19節〕
and burnt
〔出エジプト記32章20節〕20 而して
彼等が
作りし
犢をとりてこれを
火に
燒き
碎きて
粉となしてこれを
水に
撒きイスラエルの
子孫に
之をのましむ
〔申命記9章21節〕21 斯て
我なんぢらが
作りて
罪を
犯しし
犢を
取り
火をもて
之を
燒きこれを
搗きこれを
善く
打碎きて
細き
塵となしその
塵を
山より
流れ
下るところの
溪流に
投棄たり
〔ヨシュア記6章24節〕24 斯て
火をもて
邑とその
中の
一切のものを
焚ぬ
但し
銀 金 銅器 鐵器などはヱホバの
室の
府庫に
納󠄃めたり
destroyed
〔レビ記26章30節〕30 我なんぢらの
崇邱を
毀ち
汝らの
柱の
像を
斫たふし
汝らの
偶像の
尸の
上に
汝らの
死體を
投すて
吾心に
汝らを
忌きらはん
〔申命記7章5節〕5 汝らは
反て
斯かれらに
行ふべし
即ちかれらの
壇を
毀ちその
偶像を
打摧きそのアシラ
像を
斫たふし
火をもてその
雕像を
焚べし
〔列王紀略下18章4節〕4 崇邱を
除き
偶像を
毀ちアシラ
像を
斫たふしモーセの
造󠄃りし
銅の
蛇を
打碎けりこの
時までイスラエルの
子孫その
蛇にむかひて
香を
焚たればなり
人々これをネホシタン(
銅物)と
稱なせり
〔列王紀略下23章12節〕12 またユダの
王等がアハズの
桜の
屋背につくりたる
祭壇とマナセがヱホバの
家の
兩の
庭につくりたる
祭壇とは
王これを
毀ちこれを
其處より
取くづしてその
碎片をキデロン
川になげ
捨たり~
(15) またベテルにある
壇かのイスラエルに
罪を
犯させたるネバテの
子ヤラベアムが
造󠄃りし
崇邱すなはちその
壇もその
崇邱も
彼これを
毀ちその
崇邱を
焚てこれを
粉にうち
碎きかつアシラ
像を
焚り 〔列王紀略下23章15節〕
〔歴代志略下34章4節〕4 諸のバアルの
壇を
己の
前󠄃にて
毀たしめ
其上に
立る
日の
像を
斫たふしアシラ
像および
雕像鑄像を
打碎きて
粉々にし
是等に
犧牲を
献げし
者等の
墓の
上に
其を
撒ちらし
his mother
〔申命記13章6節〕6 汝の
母の
生る
汝の
兄弟または
汝の
男子女子または
汝の
懷の
妻または
汝と
身命を
共にする
汝の
友潜に
汝を
誘ひて
言あらん
汝も
汝の
先祖等も
識ざりし
他の
神々に
我ら
徃て
事へん~
(11) 然せばイスラエルみな
聞て
懼れ
重ねて
斯る
惡き
事を
汝らの
中に
行はざらん
〔申命記13章11節〕
〔申命記33章9節〕9 彼はその
父󠄃またはその
母につきて
言り
我はこれを
見ずと
又󠄂彼は
自己の
兄弟を
認󠄃ずまた
自己の
子等を
顧󠄃みざりき
是はなんぢの
言に
遵󠄅がひ
汝の
契󠄅約を
守りてなり
〔ゼカリヤ書13章3節〕3 人もしなほ
預言することあらば
其生の
父󠄃母これに
言ん
汝は
生べからず
汝はヱホバの
名をもて
虛僞を
語るなりと
而してその
生の
父󠄃母これが
預言しをるを
刺ん
〔マタイ傳10章37節〕37 我よりも
父󠄃または
母を
愛する
者は、
我に
相應しからず。
我よりも
息子または
娘を
愛する
者は、
我に
相應しからず。
〔マタイ傳12章46節〕46 イエスなほ
群衆にかたり
居給ふとき、
視よ、その
母と
兄弟たちと、
彼に
物言はんとて
外に
立つ。~
(50) 誰にても
天にいます
我が
父󠄃の
御意󠄃をおこなふ
者は、
即ち
我が
兄弟、わが
姉妹、わが
母なり』 〔マタイ傳12章50節〕
〔コリント後書5章16節〕16 されば
今より
後われ
肉によりて
人を
知るまじ、
曾て
肉によりてキリストを
知りしが、
今より
後は
斯の
如くに
知ることをせじ。
〔ガラテヤ書2章5節〕5 然れど
福音󠄃の
眞理の
汝らの
中に
留らんために、
我ら
一時も
彼らに
讓り
從はざりき。
〔ガラテヤ書2章6節〕6 然るに、かの
名ある
者どもより――
彼らは
如何なる
人なるにもせよ、
我には
關係なし、
神は
人の
外面を
取り
給はず――
實にかの
名ある
者どもは
我に
何をも
加へず、
〔ガラテヤ書2章14節〕14 然れど
我かれらが
福音󠄃の
眞理に
循ひて
正しく
步まざるを
見て、
會衆の
前󠄃にてケパに
言ふ『なんぢユダヤ
人なるにユダヤ
人の
如くせず、
異邦人のごとく
生活せば、
何ぞ
强ひて
異邦人をユダヤ
人の
如くならしめんとするか』
the brook
〔サムエル後書15章23節〕23 國中皆大聲をあげて
哭き
民皆進󠄃む
王もまたキデロン
川を
渡りて
進󠄃み
民皆進󠄃みて
野の
道󠄃におもむけり
〔列王紀略下23章6節〕6 彼またヱホバの
家よりアシラ
像をとりいだしヱルサレムの
外に
持ゆきてキデロン
川にいたりキデロン
川においてこれを
燒きこれを
打碎きて
粉となしその
粉を
民の
墓に
散し
〔ヨハネ傳18章1節〕1 此等のことを
言ひ
終󠄃へて、イエス
弟子たちと
偕にケデロンの
小川の
彼方に
出でたまふ。
彼處に
園あり、イエス
弟子たちとともども
入り
給ふ。
但し崇邱は除かざりき然どアサの心は一生の間ヱホバに完全󠄃かりき
But the high places were not removed: nevertheless Asa's heart was perfect with the LORD all his days.
the high places
〔列王紀略上22章43節〕43 ヨシヤパテ
其父󠄃アサの
諸の
道󠄃に
步行み
轉て
之を
離れずヱホバの
目に
適󠄄ふ
事をなせり
但し
崇邱は
除かざりき
民尙崇邱に
犧牲を
献げ
香を
焚り
〔列王紀略下12章3節〕3 然ど
崇邱は
除かずしてあり
民は
尙その
崇邱において
犧牲をささげ
香を
焚り
〔列王紀略下14章4節〕4 惟崇邱はのぞかずしてあり
民はなほその
崇邱において
犧牲をささげ
香を
焚り
〔列王紀略下15章4節〕4 惟崇邱は
除かずしてあり
民は
尙その
崇邱の
上に
犧牲をささげ
香をたけり
〔歴代志略下14章3節〕3 即ち
異なる
祭壇を
取のぞき
諸の
崇邱を
毀ち
柱像を
打碎きアシラ
像を
斫倒し
〔歴代志略下14章5節〕5 ユダの
一切の
邑々より
崇邱と
日の
像とを
取除けり
而して
國は
彼の
前󠄃に
平󠄃穩なりき
was perfect
〔列王紀略上8章61節〕61 されば
爾等我儕の
神ヱホバとともにありて
今日の
如く
爾らの
心を
完全󠄃しヱホバの
法憲に
步み
其誡命を
守るべしと
〔列王紀略上11章4節〕4 ソロモンの
年老たる
時妃等其心を
轉移して
他の
神に
從はしめければ
彼の
心其父󠄃ダビデの
心の
如く
其神ヱホバに
全󠄃からざりき
〔列王紀略上15章3節〕3 彼は
其父󠄃が
己のさきに
爲たる
諸の
罪を
行ひ
其心其父󠄃ダビデの
心の
如く
其神ヱホバに
完全󠄃からざりき
〔歴代志略下15章17節〕17 但し
崇邱は
尙イスラエルより
除かざりき
然どもアサの
心は
一生の
間全󠄃かりしなり
〔歴代志略下15章18節〕18 彼はまたその
父󠄃の
納󠄃めたる
物および
己が
納󠄃めたる
物すなはち
金銀ならびに
器皿等をヱホバの
家に
携へいれり
〔歴代志略下16章9節〕9 ヱホバは
全󠄃世界を
徧く
見そなはし
己にむかひて
心を
全󠄃うする
者のために
力を
顯したまふこの
事において
汝は
愚なる
事をなせり
故に
此後は
汝に
戰爭あるべしと
〔歴代志略下25章2節〕2 アマジヤはヱホバの
善と
視たまふ
事を
行なひしかども
心を
全󠄃うしてこれを
爲ざりき
彼其父󠄃の献納󠄃めたる物と己のをさめたる物金銀器をヱホバの家に携へいりぬ
And he brought in the things which his father had dedicated, and the things which himself had dedicated, into the house of the LORD, silver, and gold, and vessels.
he brought
〔列王紀略上7章51節〕51 斯ソロモン
王のヱホバの
家のために
爲る
諸の
細工終󠄃れり
是においてソロモン
其父󠄃ダビデが
奉納󠄃めたる
物即ち
金銀および
器を
携へいりてヱホバの
家の
寳物の
中に
置り
〔歴代志略上26章26節〕26 此シロミテとその
兄弟等はすべての
聖󠄄物の
府庫を
掌どれりその
聖󠄄物はすなはちダビデ
王宗家の
長千人の
長百人の
長軍旅の
長等などが
奉納󠄃たる
者なり~
(28) 凡て
先見者サムエル、キシの
子サウル、ネルの
子アブネル、ゼルヤの
子ヨアブ
等が
奉献たる
物および
其他の
奉納󠄃物は
皆シロミテとその
兄弟等の
手の
下にありき
〔歴代志略上26章28節〕
〔歴代志略下14章13節〕13 アサと
之に
從がふ
民かれらをゲラルまで
追󠄃擊り
斯エテオピア
人は
倒れて
再び
振ふことを
得ざりき
其は
彼等ヱホバとその
軍旅に
打敗られたればなりユダの
人々の
得たる
掠取物は
甚だ
多りき
〔歴代志略下15章18節〕18 彼はまたその
父󠄃の
納󠄃めたる
物および
己が
納󠄃めたる
物すなはち
金銀ならびに
器皿等をヱホバの
家に
携へいれり
things
アサとイスラエルの王バアシヤの間に一生の間戰爭ありき
And there was war between Asa and Baasha king of Israel all their days.
(Whole verse)
〔歴代志略下16章1節〕1 アサの
治世の三十六
年にイスラエルの
王バアシヤ、ユダに
攻のぼりユダの
王アサの
所󠄃に
誰をも
徃來せざらしめんとてラマを
建たり~
(6) 是においてアサ
王ユダ
全󠄃國の
人を
率󠄃ゐバアシヤがラマを
建るに
用ひたる
石と
材木を
運󠄃びきたらしめ
之をもてゲバとミズパを
建たり
〔歴代志略下16章6節〕
イスラエルの王バアシヤ、ユダに攻上りユダの王アサの所󠄃に誰をも徃來せざらしめん爲にラマを築けり
And Baasha king of Israel went up against Judah, and built Ramah, that he might not suffer any to go out or come in to Asa king of Judah.
A. M. 3074. B.C. 930. Baasha
〔列王紀略上15章27節〕27 爰にイツサカルの
家のアヒヤの
子バアシヤ
彼に
敵して
黨を
結びペリシテ
人に
屬するギベトンにて
彼を
擊り
其はナダブとイスラエル
皆ギベトンを
圍み
居たればなり
〔歴代志略下16章1節〕1 アサの
治世の三十六
年にイスラエルの
王バアシヤ、ユダに
攻のぼりユダの
王アサの
所󠄃に
誰をも
徃來せざらしめんとてラマを
建たり~
(6) 是においてアサ
王ユダ
全󠄃國の
人を
率󠄃ゐバアシヤがラマを
建るに
用ひたる
石と
材木を
運󠄃びきたらしめ
之をもてゲバとミズパを
建たり
〔歴代志略下16章6節〕
Baasha
〔列王紀略上15章27節〕27 爰にイツサカルの
家のアヒヤの
子バアシヤ
彼に
敵して
黨を
結びペリシテ
人に
屬するギベトンにて
彼を
擊り
其はナダブとイスラエル
皆ギベトンを
圍み
居たればなり
〔歴代志略下16章1節〕1 アサの
治世の三十六
年にイスラエルの
王バアシヤ、ユダに
攻のぼりユダの
王アサの
所󠄃に
誰をも
徃來せざらしめんとてラマを
建たり~
(6) 是においてアサ
王ユダ
全󠄃國の
人を
率󠄃ゐバアシヤがラマを
建るに
用ひたる
石と
材木を
運󠄃びきたらしめ
之をもてゲバとミズパを
建たり
〔歴代志略下16章6節〕
Ramah
〔エレミヤ記31章15節〕15 ヱホバかくいひたまふ
歎き
悲みいたく
憂ふる
聲ラマに
聞ゆラケルその
兒子のために
歎きその
兒子のあらずなりしによりて
慰をえず
he might not suffer
〔列王紀略上12章27節〕27 若此民エルサレムにあるヱホバの
家に
禮物を
献げんとて
上らば
此民の
心ユダの
王なる
其主レハベアムに
歸りて
我を
殺しユダの
王レハベアムに
歸らんと
〔歴代志略下11章13節〕13 イスラエルの
全󠄃地の
祭司とレビ
人は
四方の
境より
來りてレハベアムに
投ず~
(17) 是のごとく
彼等ユダの
國を
固うしソロモンの
子レハベアムをして三
年の
間强からしめたり
即ち
民は三
年の
間ダビデとソロモンの
道󠄃に
步めり
〔歴代志略下11章17節〕
是に於てアサ王ヱホバの家の府庫と王の家の府庫に殘れる所󠄃の金銀を盡く將て之を其臣僕の手に付し之をダマスコに住󠄃るスリアの王ヘジヨンの子タブリモンの子なるベネハダデに遣󠄃はして言けるは
Then Asa took all the silver and the gold that were left in the treasures of the house of the LORD, and the treasures of the king's house, and delivered them into the hand of his servants: and king Asa sent them to Ben-hadad, the son of Tabrimon, the son of Hezion, king of Syria, that dwelt at Damascus, saying,
Asa
〔列王紀略上14章26節〕26 ヱホバの
家の
寶物と
王の
家の
寶物を
奪ひたり
即ち
盡く
之を
奪ひ
亦ソロモンの
造󠄃りたる
金の
楯を
皆奪ひたり
〔列王紀略上15章15節〕15 彼其父󠄃の
献納󠄃めたる
物と
己のをさめたる
物金銀器をヱホバの
家に
携へいりぬ
〔列王紀略下12章18節〕18 是をもてユダの
王ヨアシその
先祖たるユダの
王ヨシヤパテ、ヨラム、アハジア
等が
聖󠄄別て
献げたる
一切の
物および
自己が
聖󠄄別て
献げたる
物ならびにヱホバの
家の
庫と
王の
家とにあるところの
金を
悉く
取てこれをスリアの
王ハザエルにおくりければ
彼すなはちエルサレムを
離れて
去ぬ
〔列王紀略下18章15節〕15 是においてヒゼキヤ、ヱホバの
家と
王の
家の
庫とにあるところの
銀をことごとく
彼に
與へたり
〔列王紀略下18章16節〕16 此時ユダの
王ヒゼキヤまた
己が
金を
著たりしヱホバの
宮の
戶および
柱を
剝てこれをアッスリヤの
王に
與へたり
〔歴代志略下15章18節〕18 彼はまたその
父󠄃の
納󠄃めたる
物および
己が
納󠄃めたる
物すなはち
金銀ならびに
器皿等をヱホバの
家に
携へいれり
〔歴代志略下16章2節〕2 是においてアサ、ヱホバの
家と
王の
家との
府庫より
金銀を
取いだしダマスコに
住󠄃るスリアの
王ベネハダデに
餽りて
言けるは~
(6) 是においてアサ
王ユダ
全󠄃國の
人を
率󠄃ゐバアシヤがラマを
建るに
用ひたる
石と
材木を
運󠄃びきたらしめ
之をもてゲバとミズパを
建たり
〔歴代志略下16章6節〕
Ben~hadad
〔列王紀略上20章1節〕1 スリアの
王ベネハダデ
其軍勢を
悉く
集む
王三十二
人彼と
偕にあり
又󠄂馬と
戰車とあり
乃ち
上りてサマリアを
圍み
之を
攻む~
(5) 使者再び
來りて
言けるはベネハダデ
斯語て
言ふ
我爾に
爾我に
爾の
金銀妻子を
付すべしと
言遣󠄃れり 〔列王紀略上20章5節〕
〔列王紀略上20章33節〕33 其人々これを
吉兆と
爲し
速󠄃に
彼の
言を
承て
爾の
兄弟ベネハダデといへり
彼言けるは
爾等ゆきて
彼を
導󠄃ききたるべしと
是においてベネハダデ
彼の
所󠄃に
出來りしかば
彼之を
車に
登しめたり
〔列王紀略上20章34節〕34 ベネハダデ
彼に
言けるは
我父󠄃の
爾の
父󠄃より
取たる
諸邑は
我返󠄄すべし
又󠄂我が
父󠄃のサマリアに
造󠄃りたる
如く
爾ダマスコに
於て
爾のために
街衢を
作るべしアハブ
言ふ
我此契󠄅約を
以て
爾を
歸さんと
斯彼と
契󠄅約を
爲て
彼を
歸せり
〔列王紀略下8章7節〕7 エリシヤ、ダマスコに
至れる
事あり
時にスリアの
王ベネハダデ
病にかかりをりしがこれにつげて
神の
人此にきたると
言ふ
者ありければ~
(15) 翌󠄃日にいたりてハザエル
粗き
布をとりて
水に
浸しこれをもて
王の
面を
覆ひたれば
死りハザエルすなはち
之にかはりて
王となる
〔列王紀略下8章15節〕
Damascus
〔創世記14章15節〕15 其家臣を
分󠄃ちて
夜に
乘じて
彼等を
攻め
彼等を
擊破りてダマスコの
左なるホバまで
彼等を
追󠄃ゆけり
〔創世記15章2節〕2 アブラム
言けるは
主ヱホバよ
何を
我に
與んとしたまふや
我は
子なくして
居り
此ダマスコのエリエゼル
我が
家の
相續人なり
〔列王紀略上11章23節〕23 神父󠄃エリアダの
子レゾンを
興してソロモンの
敵となせり
彼は
其主人ゾバの
王ハダデゼルの
許を
逃󠄄さりたる
者なり
〔列王紀略上11章24節〕24 ダビデがゾバの
人を
殺したる
時に
彼人を
自己に
集めて
一隊の
首領となりしが
彼等ダマスコに
徃て
彼處に
住󠄃みダマスコを
治めたり
わが父󠄃と爾の父󠄃の間の如く我と爾の間に約を立ん視よ我爾に金銀の禮物を餽れり徃て爾とイスラエルの王バアシヤとの約を破り彼をして我を離れて上らしめよ
There is a league between me and thee, and between my father and thy father: behold, I have sent unto thee a present of silver and gold; come and break thy league with Baasha king of Israel, that he may depart from me.
There is a league
〔歴代志略下19章2節〕2 時に
先見者ハナニの
子ヱヒウ、ヨシヤパテ
王を
出むかへて
之に
言けるは
汝惡き
者を
助けヱホバを
惡む
者を
愛して
可らんや
之がためにヱホバの
前󠄃より
震怒なんぢの
上に
臨む
〔イザヤ書31章1節〕1 助をえんとてエジプトにくだり
馬によりたのむものは
禍ひなるかな
戰車おほきが
故にこれにたのみ
騎兵はなはだ
强きがゆゑに
之にたのむ されどイスラエルの
聖󠄄者をあふがずヱホバを
求ることをせざるなり
break thy league
〔サムエル後書21章2節〕2 是において
王ギベオン
人を
召てかれらにいへりギベオン
人はイスラエルの
子孫にあらずアモリ
人の
殘餘なりしがイスラエルの
子孫昔彼等に
誓をなしたり
然るにサウル、イスラエルとユダの
子孫に
熱心なるよりして
彼等を
殺さんと
求めたり
〔歴代志略下16章3節〕3 我父󠄃と
汝の
父󠄃の
間の
如く
我と
汝の
間に
約を
立ん
視よ
我今汝に
金銀を
餽れり
徃て
汝とイスラエルの
王バアシヤとの
約を
破り
彼をして
我を
離れて
去しめよ
〔エゼキエル書17章13節〕13 彼また
王の
族の
一人を
取てこれと
契󠄅約を
立て
誓言をなさしめ
又󠄂國の
强き
者等を
執へゆけり~
(16) 主ヱホバいひたまふ
我は
活く
必ず
彼は
己を
王となしたる
彼王の
處に
偕にをりてバビロンに
死べし
彼その
王の
誓言を
輕んじ
其契󠄅約を
破りたるなり 〔エゼキエル書17章16節〕
〔ロマ書3章8節〕8 また『
善を
來らせん
爲に
惡をなすは
可からずや』(
或者われらを
譏りて
之を
我らの
言なりといふ)
斯る
人の
罪に
定めらるるは
正し。
depart
ベネハダデ、アサ王に聽きて自己の軍勢の長等を遣󠄃はしてイスラエルの諸邑を攻めイヨンとダンとアベルベテマアカおよびキンネレテの全󠄃地とナフタリの全󠄃地とを擊り
So Ben-hadad hearkened unto king Asa, and sent the captains of the hosts which he had against the cities of Israel, and smote Ijon, and Dan, and Abel-beth-maachah, and all Cinneroth, with all the land of Naphtali.
Abel~beth~maachah
〔サムエル後書20章14節〕14 彼イスラエルの
凡の
支派の
中を
行てアベルとベテマアカに
至るに
少年皆集りて
亦かれにしたがひゆけり
〔サムエル後書20章15節〕15 かくて
彼等來りて
彼をアベル、ベテマアカに
圍み
城邑にむかひて
壘を
築けり
是は
壕の
中にたてりかくしてヨアブとともにある
民皆石垣を
崩󠄃さんとてこれを
擊居りしが
Cinneroth
〔ヨシュア記11章2節〕2 および
北の
地 山地 キンネロテの
南のアラバ
平󠄃地 西の
方なるドルの
高處などに
居る
王等
〔ヨシュア記12章3節〕3 アラバをキンネレテの
海の
東まで
括またアラバの
海すなはち
鹽海の
東におよびてベテエシモテの
路にいたり
南の
方ピスガの
山腹にまで
達󠄃す
Dan
〔創世記14章14節〕14 アブラム
其兄弟の
擄にせられしを
聞しかば
其熟練したる
家の
子三百十八
人を
率󠄃ゐてダンまで
追󠄃いたり
〔士師記18章29節〕29 イスラエルの
生たるその
先祖ダンの
名にしたがひて
其邑の
名をダンと
名けたりその
邑の
名は
本はライシなりき
Ijon
3‹29 b12c015v029 〔列王紀略下15章29節〕›
〔列王紀略下15章29節〕29 イスラエルの
王ペカの
代にアツスリヤの
王テグラテビレセル
來りてイヨン、アベルベテマアカ、ヤノア、ケデシ、ハゾルおよびギレアデならびにナフタリの
全󠄃地ガリラヤを
取りその
人々をアツスリヤに
擄へうつせり
〔エゼキエル書48章1節〕1 支派の
名は
是のごとしダンの一
分󠄃は
北の
極よりヘテロンの
路の
傍にいたりハマテにいたり
北におもむきてダマスコの
界なるハザルエノンにいたりハマテの
傍におよぶ
是その
東の
方と
西の
方なり
バアシヤ聞及びラマを築くことを罷てテルザに止り
And it came to pass, when Baasha heard thereof, that he left off building of Ramah, and dwelt in Tirzah.
Tirzah
〔列王紀略上14章17節〕17 ヤラベアムの
妻起󠄃て
去テルザに
至りて
家の
閾に
臻れる
時子は
死り
〔列王紀略上16章15節〕15 ユダの
王アサの
第二十七
年にジムリ、テルザにて
七日の
間王たりき
民はペリシテ
人に
屬するギベトンに
向ひて
陣どり
居たりしが~
(18) ジムリ
其邑の
陷るを
見て
王の
家の
天守に
入り
王の
家に
火をかけて
其中に
死り 〔列王紀略上16章18節〕
〔雅歌6章4節〕4 わが
佳耦よ なんぢは
美はしきことテルザのごとく
華やかなることヱルサレムのごとく
畏るべきこと
旗をあげたる
軍旅のごとし
when Baasha
是に於てアサ王令をユダ全󠄃國に降したり一人も免かれし者なし斯して即ちバアシヤが用ひてラマを築きたる石と材木を取きたらしめアサ王之を用てべニヤミンのゲバとミズパを築けり
Then king Asa made a proclamation throughout all Judah; none was exempted: and they took away the stones of Ramah, and the timber thereof, wherewith Baasha had builded; and king Asa built with them Geba of Benjamin, and Mizpah.
Gaba
Geba
Mizpah
〔サムエル前書7章5節〕5 サムエルいひけるはイスラエル
人をことごとくミズパにあつめよ
我汝らのためにヱホバにいのらん
〔エレミヤ記40章6節〕6 ヱレミヤすなはちミヅパに
徃きてアヒカムの
子ゲダリヤに
詣りその
地に
遺󠄃れる
民のうちに
彼と
偕にをる
〔エレミヤ記40章10節〕10 我はミヅパに
居り
我らに
來らんところのカルデヤ
人に
事へん
汝らは
葡萄酒と
菓物と
油とをあつめて
之を
器に
蓄へ
汝らが
獲るところの
諸邑に
住󠄃めと
Mizpeh
〔エレミヤ記40章6節〕6 ヱレミヤすなはちミヅパに
徃きてアヒカムの
子ゲダリヤに
詣りその
地に
遺󠄃れる
民のうちに
彼と
偕にをる
〔エレミヤ記40章10節〕10 我はミヅパに
居り
我らに
來らんところのカルデヤ
人に
事へん
汝らは
葡萄酒と
菓物と
油とをあつめて
之を
器に
蓄へ
汝らが
獲るところの
諸邑に
住󠄃めと
exempted
無し
made a proclamation
〔歴代志略下16章6節〕6 是においてアサ
王ユダ
全󠄃國の
人を
率󠄃ゐバアシヤがラマを
建るに
用ひたる
石と
材木を
運󠄃びきたらしめ
之をもてゲバとミズパを
建たり
アサの其餘の行爲と其諸の功業と凡て其爲たる事および其建たる城邑はユダの王の歷代志の書に記載さるるにあらずや但し彼は年老るに及びて其足を病たり
The rest of all the acts of Asa, and all his might, and all that he did, and the cities which he built, are they not written in the book of the chronicles of the kings of Judah? Nevertheless in the time of his old age he was diseased in his feet.
in the time
〔歴代志略下16章12節〕12 アサはその
治世の三十九
年に
足を
病みその
病患つひに
劇しくなりしがその
病患の
時にもヱホバを
求めずして
醫師を
求めたり~
(14) 人衆これをその
己のためにダビデの
邑に
堀おける
墓に
葬り
製香の
術をもて
製したる
種々の
香物を
盈せる
床の
上に
置き
之がために
夥多しく
焚物をなせり 〔歴代志略下16章14節〕
〔詩篇90章10節〕10 われらが
年をふる
日は
七十歳にすぎず あるひは
壯やかにして
八十歳にいたらん されどその
誇るところはただ
勤勞とかなしみとのみ その
去ゆくこと
速󠄃かにしてわれらもまた
飛去れり
rest of all
〔列王紀略上14章29節〕29 レハベアムの
其餘の
行爲と
其凡て
爲たる
事はユダの
王の
歷代志の
書に
記さるるに
非ずや~
(31) レハベアム
其父󠄃祖と
偕に
寢りて
其父󠄃祖と
共にダビデの
城に
葬らる
其母のナアマといひてアンモニ
人なり
其子アビヤム
之に
代りて
王と
爲り 〔列王紀略上14章31節〕
〔列王紀略上15章7節〕7 アビヤムの
其餘の
行爲と
凡て
其爲たる
事はユダの
王の
歷代志の
書に
記載さるるにあらずやアビヤムとヤラベアムの
間に
戰爭ありき
〔列王紀略上15章8節〕8 アビヤム
其先祖と
俱に
寢りしかば
之をダビデの
城に
葬りぬ
其子アサ
之に
代りて
王と
爲り
アサ其父󠄃祖と偕に寢りて其父󠄃ダビデの城に其父󠄃祖と偕に葬らる其子ヨシヤパテ之に代りて王と爲り
And Asa slept with his fathers, and was buried with his fathers in the city of David his father: and Jehoshaphat his son reigned in his stead.
Jehoshaphat
〔列王紀略上22章41節〕41 アサの
子ヨシヤパテ、イスラエルの
王アハブの
第四年にユダの
王となれり~
(43) ヨシヤパテ
其父󠄃アサの
諸の
道󠄃に
步行み
轉て
之を
離れずヱホバの
目に
適󠄄ふ
事をなせり
但し
崇邱は
除かざりき
民尙崇邱に
犧牲を
献げ
香を
焚り 〔列王紀略上22章43節〕
〔歴代志略下17章1節〕1 アサの
子ヨシヤパテ、アサに
代りて
王となりイスラエルにむかひて
力を
强くし~
(9) 彼らはヱホバの
律法の
書を
携ヘユダにおいて
敎誨をなしユダの
邑々を
盡く
行めぐりて
民を
敎へたり。
〔歴代志略下17章9節〕
was buried
〔歴代志略下16章14節〕14 人衆これをその
己のためにダビデの
邑に
堀おける
墓に
葬り
製香の
術をもて
製したる
種々の
香物を
盈せる
床の
上に
置き
之がために
夥多しく
焚物をなせり
ユダの王アサの第二年にヤラベアムの子ナダブ、イスラエルの王と爲り二年イスラエルを治めたり
And Nadab the son of Jeroboam began to reign over Israel in the second year of Asa king of Judah, and reigned over Israel two years.
A. M. 3050~3051. B.C. 954~953. Nadab
〔列王紀略上14章20節〕20 ヤラベアムの
王たりし
日は二十二
年なりき
彼其父󠄃祖と
偕に
寢りて
其子ナダブ
之に
代りて
王となれり
Nadab
〔列王紀略上14章20節〕20 ヤラベアムの
王たりし
日は二十二
年なりき
彼其父󠄃祖と
偕に
寢りて
其子ナダブ
之に
代りて
王となれり
began to reign
彼ヱホバの目のまへに惡を爲其父󠄃の道󠄃に步行み其イスラエルに犯させたる罪を行へり
And he did evil in the sight of the LORD, and walked in the way of his father, and in his sin wherewith he made Israel to sin.
he did evil
〔列王紀略上16章7節〕7 ヱホバの
言亦ハナニの
子ヱヒウに
由て
臨みバアシヤと
其家を
責む
是は
彼がヱホバの
目のまへに
諸の
惡事を
行ひ
其手の
所󠄃爲を
以てヱホバの
怒を
激してヤラベアムの
家に
傚たるに
緣り
又󠄂其ナダブを
殺したるに
緣てなり
〔列王紀略上16章25節〕25 オムリ、ヱホバの
目のまへに
惡を
爲し
其先に
在し
凡の
者よりも
惡き
事を
行へり
〔列王紀略上16章30節〕30 オムリの
子アハブは
其先に
在し
凡の
者よりも
多くヱホバの
目のまへに
惡を
爲り
in his sin
〔創世記20章9節〕9 斯てアビメレク、アブラハムを
召て
之に
言けるは
爾我等に
何を
爲すや
我何の
惡き
事を
爾になしたれば
爾大なる
罪を
我とわが
國に
蒙らしめんとせしか
爾爲べからざる
所󠄃爲を
我に
爲したり
〔出エジプト記32章21節〕21 モーセ、アロンに
言けるは
此民汝に
何をなしてか
汝かれらに
大なる
罪を
犯させしや
〔サムエル前書2章24節〕24 わが
子よ
然すべからず
我きくところの
風聞よからず
爾らヱホバの
民をしてあやまたしむ
〔列王紀略上14章16節〕16 ヱホバ、ヤラベアムの
罪の
爲にイスラエルを
棄たまふべし
彼は
罪を
犯し
又󠄂イスラエルに
罪を
犯さしめたりと
〔列王紀略上15章30節〕30 是はヤラベアムが
犯し
又󠄂イスラエルに
犯させたる
罪の
爲め
又󠄂彼がイスラエルの
神ヱホバの
怒を
惹き
起󠄃したる
事に
因るなり
〔列王紀略上15章34節〕34 彼ヱホバの
目のまへに
惡を
爲しヤラベアムの
道󠄃にあゆみ
其イスラエルに
犯させたる
罪を
行へり
〔列王紀略上16章19節〕19 是は
其犯したる
罪によりてなり
彼ヱホバの
目のまへに
惡を
爲しヤラベアムの
道󠄃にあゆみヤラベアムがイスラエルに
罪を
犯させて
爲したるところの
罪を
行ひたり
〔列王紀略上16章26節〕26 彼はネバテの
子ヤラベアムの
凡の
道󠄃にあゆみヤラベアムがイスラエルをして
罪を
犯し
其虛物を
以てイスラエルの
神ヱホバの
怒をおこさしめたる
其罪を
行へり
〔列王紀略上21章22節〕22 又󠄂爾の
家をネバテの
子ヤラベアムの
家の
如くなしアヒヤの
子バアシヤの
家のごとくなすべし
是は
爾我の
怒を
惹起󠄃しイスラエルをして
罪を
犯させたるに
因てなり
〔列王紀略上22章52節〕52 彼はヱホバの
目のまへに
惡をなし
其父󠄃の
道󠄃と
其母の
道󠄃および
彼のイスラエルに
罪を
犯させたるネバテの
子ヤラベアムの
道󠄃に
步行み
〔列王紀略下3章3節〕3 されど
彼はかのイスラエルに
罪を
犯させたるネバテの
子ヤラベアムの
罪を
行ひつづけて
之をはなれざりき
〔列王紀略下21章11節〕11 ユダの
王マナセこれらの
憎むべき
事を
行ひその
前󠄃にありしアモリ
人の
凡て
爲しところにも
踰たる
惡をなし
亦ユダをしてその
偶像をもて
罪を
犯させたれば
〔列王紀略下23章15節〕15 またベテルにある
壇かのイスラエルに
罪を
犯させたるネバテの
子ヤラベアムが
造󠄃りし
崇邱すなはちその
壇もその
崇邱も
彼これを
毀ちその
崇邱を
焚てこれを
粉にうち
碎きかつアシラ
像を
焚り
〔エレミヤ記32章35節〕35 又󠄂ベンヒンノムの
谷にあるバアルの
崇邱を
築きその
子女をモロクに
献げたりわれは
彼らにこの
憎むべきことを
行ひてユダに
罪を
犯さしむることを
命ぜず
斯る
事は
我心におこらざりしなり
〔ロマ書14章15節〕15 もし
食󠄃物によりて
兄弟を
憂ひしめば、
汝は
愛によりて
步まざるなり、キリストの
代りて
死に
給ひし
人を
汝の
食󠄃物によりて
亡すな。
〔コリント前書8章10節〕10 人もし
知識ある
汝が
偶像の
宮にて
食󠄃事するを
見んに、その
人弱󠄃きときは
良心そそのかされて
偶像の
獻物を
食󠄃せざらんや。~
(13) この
故に、もし
食󠄃物わが
兄弟を
躓かせんには、
兄弟を
躓かせぬ
爲に、
我は
何時までも
肉を
食󠄃はじ。 〔コリント前書8章13節〕
walked
〔列王紀略上12章28節〕28 是に
於て
王計議て
二の
金の
犢を
造󠄃り
人々に
言けるは
爾らのエルサレムに
上ること
旣に
足りイスラエルよ
爾をエジブトの
地より
導󠄃き
上りし
汝の
神を
視よと~
(33) かく
彼其ベテルに
造󠄃れる
壇の
上に八
月の十五
日に
上れり
是は
彼が
己の
心より
造󠄃り
出したる
月なり
而してイスラエルの
人々のために
節󠄄期を
定め
壇の
上にのぼりて
香を
焚り 〔列王紀略上12章33節〕
〔列王紀略上13章33節〕33 斯事の
後ヤラベアム
其惡き
途󠄃を
離れ
歸ずして
復凡の
民を
崇邱の
祭司と
爲り
即ち
誰にても
好む
者は
之を
立てければ
其人は
崇邱の
祭司と
爲り
〔列王紀略上13章34節〕34 此事ヤラベアムの
家の
罪戻となりて
遂󠄅に
之をして
地の
表面より
消󠄃失せ
滅亡に
至らしむ
爰にイツサカルの家のアヒヤの子バアシヤ彼に敵して黨を結びペリシテ人に屬するギベトンにて彼を擊り其はナダブとイスラエル皆ギベトンを圍み居たればなり
And Baasha the son of Ahijah, of the house of Issachar, conspired against him; and Baasha smote him at Gibbethon, which belonged to the Philistines; for Nadab and all Israel laid siege to Gibbethon.
Baasha the son
〔列王紀略上14章14節〕14 ヱホバ、イスラエル
上に
一人の
王を
興さん
彼其日にヤラベアムの
家を
斷絕べし
但し
何れの
時なるか
今即ち
是なり
〔列王紀略上15章17節〕17 イスラエルの
王バアシヤ、ユダに
攻上りユダの
王アサの
所󠄃に
誰をも
徃來せざらしめん
爲にラマを
築けり
Gibbethon
〔ヨシュア記21章23節〕23 又󠄂ダンの
支派の
中より
分󠄃ちて
與へし
者はエルテケとその
郊地ギベトンとその
郊地
〔列王紀略上16章15節〕15 ユダの
王アサの
第二十七
年にジムリ、テルザにて
七日の
間王たりき
民はペリシテ
人に
屬するギベトンに
向ひて
陣どり
居たりしが
conspired
〔列王紀略上16章9節〕9 彼がテルザにありてテルザの
宮殿の
宰アルザの
家において
飮み
醉たる
時其僕ジムリ
戰車の
半󠄃を
督どる
者之に
敵して
黨を
結べり
〔列王紀略下12章20節〕20 茲にヨアシの
臣僕等おこりて
黨をむすびシラに
下るところのミロの
家にてヨアシを
弑せり
ユダの王アサの第三年にバアシヤ彼を殺し彼に代りて王となれり
Even in the third year of Asa king of Judah did Baasha slay him, and reigned in his stead.
(Whole verse)
〔申命記32章35節〕35 彼らの
足の
躚かん
時に
我仇をかへし
應報をなさんその
災禍の
日は
近󠄃く
其がために
備へられたる
事は
迅󠄄速󠄃にいたる
バアシヤ王となれる時ヤラベアムの全󠄃家を擊ち氣息ある者は一人もヤラベアムに殘さずして盡く之を滅せりヱホバの其僕シロ人アヒヤに由て言たまへる言の如し
And it came to pass, when he reigned, that he smote all the house of Jeroboam; he left not to Jeroboam any that breathed, until he had destroyed him, according unto the saying of the LORD, which he spake by his servant Ahijah the Shilonite:
he left not
〔列王紀略上14章9節〕9 汝の
前󠄃に
在し
凡の
者よりも
惡を
爲し
徃て
汝のために
他の
神と
鑄たる
像を
造󠄃り
我が
怒を
激し
我を
汝の
背後に
棄たり~
(16) ヱホバ、ヤラベアムの
罪の
爲にイスラエルを
棄たまふべし
彼は
罪を
犯し
又󠄂イスラエルに
罪を
犯さしめたりと
〔列王紀略上14章16節〕
〔列王紀略下9章7節〕7 汝はその
主アハブの
家を
擊ほろぼすべし
其によりて
我わが
僕なる
預言者等の
血とヱホバの
諸の
僕等の
血をイゼベルの
身に
報いん~
(10) ヱズレルの
地において
犬イゼベルを
食󠄃ふべし
亦これを
葬るものあらじと
而して
戶を
啓きて
逃󠄄されり
〔列王紀略下9章10節〕
〔列王紀略下9章36節〕36 歸りて
彼につぐるに
彼言ふ
是すなはちヱホバがその
僕なるテシベ
人エリヤをもて
吿たまひし
言なり
云くヱズレルの
地において
犬イゼベルの
肉を
食󠄃はん
〔列王紀略下9章37節〕37 イゼベルの
屍骸はヱズレルの
地に
於て
糞土のごとくに
野の
表にあるべし
是をもて
是はイゼベルなりと
指て
言ふこと
能ざらん
〔列王紀略下10章10節〕10 然ば
汝等知れヱホバがアハブの
家につきて
吿たまひしヱホバの
言は
一も
地に
隕ず
即ちヱホバはその
僕エリヤによりて
吿し
事を
成たまへりと
〔列王紀略下10章11節〕11 斯てヱヒウはアハブの
家に
屬する
者のヱズレルに
遺󠄃れるを
盡く
殺しまたその
一切の
重立たる
者その
親き
者およびその
祭司等を
殺して
彼に
屬する
者を
一人も
遺󠄃さゞりき
〔列王紀略下10章31節〕31 然るにヱヒウは
心を
盡してイスラエルの
神ヱホバの
律法をおこなはんとはせず
尙かのイスラエルに
罪を
犯させたるヤラベアムの
罪に
離れざりき
〔列王紀略下19章25節〕25 汝聞ずや
昔われ
之を
作し
古時よりわれ
之を
定めたり
今われ
之をおこなふ
即ち
堅き
邑々は
汝のために
坵墟となるなり
是はヤラベアムが犯し又󠄂イスラエルに犯させたる罪の爲め又󠄂彼がイスラエルの神ヱホバの怒を惹き起󠄃したる事に因るなり
Because of the sins of Jeroboam which he sinned, and which he made Israel sin, by his provocation wherewith he provoked the LORD God of Israel to anger.
by his provocation
〔列王紀略上14章22節〕22 ユダ
其父󠄃祖の
爲たる
諸の
事に
超てヱホバの
目の
前󠄃に
惡を
爲し
其犯したる
罪に
由てヱホバの
震怒を
激せり
the sins
〔列王紀略上14章9節〕9 汝の
前󠄃に
在し
凡の
者よりも
惡を
爲し
徃て
汝のために
他の
神と
鑄たる
像を
造󠄃り
我が
怒を
激し
我を
汝の
背後に
棄たり~
(16) ヱホバ、ヤラベアムの
罪の
爲にイスラエルを
棄たまふべし
彼は
罪を
犯し
又󠄂イスラエルに
罪を
犯さしめたりと
〔列王紀略上14章16節〕
〔列王紀略上15章26節〕26 彼ヱホバの
目のまへに
惡を
爲其父󠄃の
道󠄃に
步行み
其イスラエルに
犯させたる
罪を
行へり
ナダブの其餘の行爲と凡て其爲たる事はイスラエルの王の歷代志の書に記載さるるにあらずや
Now the rest of the acts of Nadab, and all that he did, are they not written in the book of the chronicles of the kings of Israel?
A. M. 3050~3051. B.C. 954~953. are they not written
〔列王紀略上14章19節〕19 ヤラベアムの
其餘の
行爲彼が
如何に
戰ひしか
如何に
世を
治めしかは
視よイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載る
〔列王紀略上16章5節〕5 バアシヤの
其餘の
行爲と
其爲たる
事と
其功績はイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載さるるにあらずや
〔列王紀略上16章14節〕14 エラの
其餘の
行爲と
凡て
其爲たる
事はイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載さるるにあらずや
〔列王紀略上16章20節〕20 ジムリの
其餘の
行爲と
其なしたる
徒黨はイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載るるにあらずや
〔列王紀略上16章27節〕27 オムリの
爲たる
其餘の
行爲と
其なしたる
功績はイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載るるにあらずや
are they not written
〔列王紀略上14章19節〕19 ヤラベアムの
其餘の
行爲彼が
如何に
戰ひしか
如何に
世を
治めしかは
視よイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載る
〔列王紀略上16章5節〕5 バアシヤの
其餘の
行爲と
其爲たる
事と
其功績はイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載さるるにあらずや
〔列王紀略上16章14節〕14 エラの
其餘の
行爲と
凡て
其爲たる
事はイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載さるるにあらずや
〔列王紀略上16章20節〕20 ジムリの
其餘の
行爲と
其なしたる
徒黨はイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載るるにあらずや
〔列王紀略上16章27節〕27 オムリの
爲たる
其餘の
行爲と
其なしたる
功績はイスラエルの
王の
歷代志の
書に
記載るるにあらずや
アサとイスラエルの王バアシヤの間に一生のあひだ戰爭ありき
And there was war between Asa and Baasha king of Israel all their days.
there was war
ユダの王アサの第三年にアヒヤの子バアシヤ、テルザに於てイスラエルの全󠄃地の王となりて二十四年を經たり
In the third year of Asa king of Judah began Baasha the son of Ahijah to reign over all Israel in Tirzah, twenty and four years.
twenty and four years
〔列王紀略上16章8節〕8 ユダの
王アサの
第二十六
年にバアシヤの
子エラ、テルザに
於てイスラエルの
王となりて二
年を
經たり
彼ヱホバの目のまへに惡を爲しヤラベアムの道󠄃にあゆみ其イスラエルに犯させたる罪を行へり
And he did evil in the sight of the LORD, and walked in the way of Jeroboam, and in his sin wherewith he made Israel to sin.
he did evil
〔列王紀略上15章26節〕26 彼ヱホバの
目のまへに
惡を
爲其父󠄃の
道󠄃に
步行み
其イスラエルに
犯させたる
罪を
行へり
walked
〔列王紀略上12章28節〕28 是に
於て
王計議て
二の
金の
犢を
造󠄃り
人々に
言けるは
爾らのエルサレムに
上ること
旣に
足りイスラエルよ
爾をエジブトの
地より
導󠄃き
上りし
汝の
神を
視よと
〔列王紀略上13章33節〕33 斯事の
後ヤラベアム
其惡き
途󠄃を
離れ
歸ずして
復凡の
民を
崇邱の
祭司と
爲り
即ち
誰にても
好む
者は
之を
立てければ
其人は
崇邱の
祭司と
爲り
〔列王紀略上13章34節〕34 此事ヤラベアムの
家の
罪戻となりて
遂󠄅に
之をして
地の
表面より
消󠄃失せ
滅亡に
至らしむ
〔列王紀略上14章16節〕16 ヱホバ、ヤラベアムの
罪の
爲にイスラエルを
棄たまふべし
彼は
罪を
犯し
又󠄂イスラエルに
罪を
犯さしめたりと
〔列王紀略上15章26節〕26 彼ヱホバの
目のまへに
惡を
爲其父󠄃の
道󠄃に
步行み
其イスラエルに
犯させたる
罪を
行へり
〔イザヤ書1章4節〕4 ああ
罪ををかせる
國人よこしまを
負󠄅ふたみ
惡をなす
者のすゑ
壞りそこなふ
種族 かれらはヱホバをすてイスラエルの
聖󠄄者をあなどり
之をうとみて
退󠄃きたり